業種:教育 / 従業員数:50人
要点1 | さまざまな「経験」を積んでいく生徒たちに、flierが「教養」の入り口となること。 |
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要点2 | 積極的な生徒はflierをどんどん活用しており、なかには自主的に読書会を開催する。 |
2019年に開校したばかりの、文科省のやり方とは違う教育を行う高校生向けの学院です。「世界を旅しながら、学ぶきっかけを探す」というコンセプトで、日本ではじめての試みになります。
1年目はフィリピンをベースキャンプにして英語を集中的に学びつつ、2年目以降は常に旅をして、そのなかで自分の進路を探していきます。いまのところ春はアジアからヨーロッパ、秋は中東からアフリカ、冬はネパールのヒマラヤからインドを予定しています。「10年後の人材を変える」というスローガンのもと、生徒たちには既存の価値観を学ぶのではなく、見たことのない世界で成長してほしいという想いがあります。
インフィニティ国際学院に入学する生徒たちは、ある意味でイケイケというか、ベンチャー気質が強いという印象をもっていました。それ自体は良いことですが、ともすると教養の部分をおろそかにしてしまうのではないかという懸念がありました。たとえば世界を回るとき、その国の歴史などの背景知識がないと不利になります。
開校の準備を進めていたとき、アメリカで本を要約するサービスがあることを知りました。それで日本にもあるのかなと調べたところ、flierを見つけました。たまたま知人がflier代表のことを知っていたので、すぐにそこからアポを取り、flierには図書館の役割をしてほしいとお願いしました。リベラルアーツへの入り口になってくれればなと。
flierからは生徒たちに向けて、毎月おすすめの書籍を送ってもらっています。それを現地にいるチューターたちから生徒に説明してもらうというかたちです。いまは学びたい生徒を中心に使っている状態で、全員に強制して使わせてはいません。理想は全員で使うことですが、インフィニティ国際学院では生徒たちに何かを強制をしたくないので、そこが難しいところですね。
生徒によってバラツキがあります。いま生徒たちは新しい生活環境に適応しようとしているところで、英語の成績もバラバラです。余裕がある生徒たちは積極的にフライヤーを活用して、本の世界にどんどん馴染んでいっています。なかにはスカイプを通して読書会を始めた子もいますね。とはいえ現状としてはまだまだ。みんなにもっと積極的に活用してもらって、「攻め」の利用をしていってもらいたいと思っています。
基本的には自由時間に使ってもらっています。インフィニティ国際学院として推奨しているのはTEDとflier。TEDの場合は、全員で一緒に観ることもあります。将来的には全員でflierの要約を読み込んで、読書会のようなことができればと思っています。
「フライヤーに興味がある」「会社での利用を検討している」
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