業種:情報通信 / 従業員数:50人
要点1 | 技術者はITリテラシーだけでなく、ビジネスリテラシーも必要。 |
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要点2 | 朝会で、flierで読んだ本について紹介し合っている。 |
当社は、社員の9割以上が技術者という会社です。私は、技術者が集まるクラウドソリューション部を束ねる立場として、部員を育て、会社を成長させる仕組み作りを担っています。
2020年の4月から在宅勤務にシフトし、外出自粛が続く中では気軽に書店に行けません。ECサイトのレビューだけを見ても、本を選ぶのは難しいものです。当社では、個人目標として「読書」を掲げている社員も多く、本を選ぶツールがほしいと思っていました。
また、当社は2016年設立と、まだ若い会社ですので、福利厚生を強化したいとも考えていました。そのような背景から、福利厚生の一つとして、本をインターネット上で読めるサービスを探していたのです。
当社のエンジニアは営業的な提案活動も行うため、高いビジネススキルが求められます。ITリテラシーだけが高くても、ビジネスに必要な知識やスキルがなければ、お客様の課題は解決できません。flierが読書のハードルを下げてくれれば、ビジネスリテラシーの底上げにつながるのではないかと考えました。
本や雑誌を読めるサービスはいくつかありましたが、ビジネス書に特化しているサービスはflierだけでした。
しかしそれ以上に、「要約」のサービスであるところにグッときました。要約するスキルは、ビジネススキルとして必要なものです。要約された文章を読むことで、社員の「要約力」を鍛えられるはずだと考えました。
私自身としては探す過程も楽しいのですが、「どんな本を読めばいいのか」と悩んでしまう人もいます。flierは、ビジネスパーソンに読んでほしい本を厳選しているので、選書という観点でも参考になるのではないかと思いました。
クラウドソリューション部では、各グループで行われる朝会で、読んだ要約の感想を発表しています。加えて、要約力を向上させることと、伝える練習をすることを目的に、要約を3分以内に「要約」してみることも。
クラウドソリューション部では、就業時間内に自由に利用できる学習時間を設けており、その時間を使ってflierを読む社員もいます。
「買う本に失敗しなくなった」「本を読むきっかけになった」「今後も使いたいので解約しないでほしい」など、好意的な意見が多いですね。非常に気に入って使ってくれている印象です。
flierは、コミュニケーションツールとしても役立っています。人によって選ぶ本は違いますから、朝会での発表を聴くことで、メンバーをより深く理解することができます。発表に対して質問をしたり、探している本の話をしたり、おすすめを聞いたりすることもあるようです。
flierの活用を個人目標に取り入れている社員もいるなど、業務のなかによく溶け込んでいると思います。
『「仕事ができる」とはどういうことか?』(楠木建、山口周、宝島社)です。
私はこれまで、「仕事にはセンスが大事で、センスは磨くことができる」「抽象化する能力が大事」「全体を俯瞰して考えることが大事」「ロジカルに考えることが大事」「本質が大事」というキーワードで部下に接することが多くありました。
本書には、それらすべてが書かれています。大事だと思っていたことが本書によって裏付けられ、非常に共感していますし、よくまとまっているので、人にも紹介しやすいですね。
「フライヤーに興味がある」「会社での利用を検討している」
「サービスについてもっと詳しく知りたい」など、
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