業種:サービス / 従業員数:7,000人
要点1 | 導入の決め手は、全社員に平等に学習機会を与えられるサービスだったこと。 |
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要点2 | 読書が、各自の関心分野を見つけ、深めるきっかけになっている。 |
当社の社員は、目標達成意欲が高く、成果への傾倒力が強みの一つです。その一方で、中長期的に役に立つスキルや、必要とされる知識獲得への優先順位が低い傾向がありました。
また、全国に拠点があるため、全社の育成担当としては、平等に学習機会を与えることへの難しさも感じていました。
まず、Webサービスなので、勤務地に関係なく使えること。スマートフォンのアプリがあるため、手軽に学べる点も魅力的でした。これなら、各人が自分のペースで学習を進められて、学びを習慣化できると思ったのです。
またflierでは、「今ビジネスパーソンが読むべき本」が厳選されているので、良質な知識を幅広く身につけることができます。要約を読むことで、中長期的な視点を得られる機会になるのではないかと考えました。
週に一度、社内の要約人気ランキングを公開していることです。それに加えて、当社ではコミュニケーション関連書籍の人気が高いことから、月に一度、flier編集部に「コミュニケーション関連のおすすめ要約」をピックアップしてもらい、社員に案内しています。フライヤーの大賀社長に読書法セミナーを行ってもらったので、そこでビジネス書の読み方を学んだ社員もいます。
当社では、社員全員ではなく、希望者にflierのアカウントを付与しています。上司やチームメンバーがflierを使っていて、「ためになるよ!」と口コミで広がることもあるようです。
アンケートでは、flierを読んでアウトプットする機会が増えたと答えた社員が多く、要約を読んで本を購入した社員も多くいました。94%のユーザーが「今後も使っていきたい」と回答しており、自己学習のツールとして定着しつつあるようです。
アウトプットしているシチュエーションを具体的に聞いたところ、社内でのコミュニケーションが最多でした。組織内での会話の質と量を向上させることが狙いの一つだったので、嬉しく思っています。
当社では、flierを使ってとにかくたくさん読むということよりも、flierを通して「この知識を深めたい」というカテゴリーを見つける人が増えてきている印象があります。flierで気になる本を見つけ、アウトプットしたり本を購入したりして、知識を深化させようという動きがみられます。
今後もそういう社員が増えるといいなと思いますし、自分の新たな強みや専門性につながる知識を得るために使ってもらえればと考えています。これは、当社の人材育成戦略とも重なります。
『モチベーション革命』(尾原和啓、幻冬舎)です。若手向けの研修を企画しているときに、彼らとの価値観の違いに戸惑うことがありました。それを打開するヒントを探していたときに要約を読んでたいへん参考になったので、より学びたいと感じ、購入して読みました。
もう一冊は、『ケーキの切れない非行少年たち』(宮口幸治、新潮社)です。人材育成の仕事をしている立場としても、子育てをしている立場としても、非行に走ってしまう子どもたちにとって、何が壁になっているのだろうと常に疑問を持っていました。本書は、そうした疑問に答えをくれる一冊でした。
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