業種:金融 / 従業員数:4,000人
要点1 | 特定のテーマやスキルではなく、幅広いナレッジが得られるツールを探していた。 |
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要点2 | ユーザーは応募制とし、意欲ある社員をサポートしている。 |
社員教育を担当しています。メインは、若手社員の教育や管理職を対象とした研修の運営、全社向けの自己啓発コンテンツの企画・運用です。
各階層に必要なマインド・スキル・ナレッジを、どのような形式で教育コンテンツとして企画・運営するべきなのか、日々試行錯誤しています。
書籍の良さは、興味の範囲外にある情報を知れること。
そして、著者が時間をかけて培ってきた知見に触れられることです。
社員を見ていて、書籍、特にビジネス書を読む習慣がない人は少なくないという感覚があり、読書の大切さを伝えたいと思っていました。
当社では既に、ビジネススキルやフレームワークを学ぶことができる学習コンテンツは提供していましたが、幅広いナレッジやさまざまな情報を得られるビジネス書を活用したコンテンツが提供できないかと考えていました。
読書の習慣がない人に単に本を読むように言ったところで、なかなか本を手に取らないだろうし、長続きもしません。
ならば、都合のよいタイミングで、本の内容にさくっと触れられるサービスであれば、多くの社員が興味を持ち、活用してもらえると考えました。
flierは、カテゴリーやコンテンツの数が多く、触れたことのない分野に出会いやすい点が一番の魅力でした。
当社では、意欲ある社員をサポートするため、ユーザーは応募制とし、6カ月ごとに希望を募っています。
利用頻度などのルールは設けていません。
もっと活発に使ってもらえるような仕組みを整え、学習のモチベーションを保てるよう支援していきたいと思っています。
最初から継続してflierを利用しているある社員は、1冊10分で読めるということで、通勤中や就寝前に利用しているようです。
「幅広いジャンルの要約が1日1冊提供されるので、新しい価値観や考え方を吸収できる」「気づきなどをメモに残せる機能があるので、短時間でできる自己研鑽として重宝している」とのこと。
その社員はもともと本を読む習慣があったのですが、特定のテーマに偏りがちだったのが、他の分野にも広がったのが良かったということでした。そうして得たさまざまな気づきは、仕事や日常生活に活かされているようです。
『座右の書『貞観政要』』((出口治明、KADOKAWA)です。
出口さんがインターネット記事や新聞で『貞観政要』をおすすめしているのは知っていましたが、私自身、古典に興味があったわけではありません。ですが、出口さんの活動には共感していましたし、現代にも通じるようなリーダーシップを学べる本と聞き、手に取ってみました。
印象に残っているのは、「どんなに自分の好きなようにできる人でも、部下から言われたことは真摯に受け止め、直すべきことは直すようにした」という部分です。上に立てばプライドもあるし、部下にネガティブな指摘をされるのは辛いことだと思います。
それでも逃げずに受け止めて行動できる人こそ、真のリーダーだと感じました。出口さんの経験も交えてわかりやすく説明されている、今一番のおすすめです。
「フライヤーに興味がある」「会社での利用を検討している」
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