ググれば答えが出る現代において、本は少し遠回りのメディアだと考えられるかもしれません。知りたいことを検索にかけて、情報を切り取るように得ることは効率的ですが、そこには自分で考える作業が抜け落ちています。
本の魅力は、自分ひとりでは体験しきれない他者の経験や知見が「構造化」されていることです。構造化されているが故に、自分の頭で考え他者の目線にたつことができます。本からの学びをきっかけとしてなりたい自分をイメージし、今の自分との差に気づき、その差分を埋めていくことが一人一人の成長につながります。
ライフネット生命の創業者である出口さんは人生の幅を広げるのは「人・本・旅」だと語っています。しかしながら、忙しいビジネスパーソンにとっては、月に1冊の本を読むことも困難かもしれません。
フライヤーは本の作り手(著者・出版社)の力を借りながら、本からの知見を10分で読める内容へ構造化しています。本の要約という今の時代に合わせた新しい”本”をきっかけに、多くのヒラメキが生まれますように。